OR me,ができるまで

累計600個以上ご購入いただき、

お客様と一緒にOR me,を
作り上げている私ですが

元々はやりたいことも、夢もなかった

普通の女の子でした。

高校受験のタイミングで、

夢もない、やりたいこともなかった私に先生が、

『絵が上手いから美術学校へ行ってみないか?』

と声をかけてくれました。

作ることや絵を描くことは幼い頃から
好きだった私は

美術の道へ進むことを決めました。

そこで初めて、
金属工芸に出会いました。

ワクワクして飛び込んだ美術の世界。

周りの同級生のレベルの高さに驚き、

自分のセンスの無さに
落ち込む日々を送りました。

向いてないのではないのかと
投げやりになる日々でしたが、

それでも一度決めた道、

放課後に残って何度も何度も描いて、
作り続けました。


その頑張りもあり、
コンクールで賞をとったり、
絵の成績が少しずつあがり、
先生に褒めていただけることが増えました。


その後、美術短期大学へ。
そこでさらに深く金属工芸の
技術を学ぶ日々を過ごしました。


金属を溶かし、一から形を作る
シルバーアクセサリーと出会います。


アクセサリーを作ることをきっかけに、
ファッションに興味をもち、
卒業後はアパレルの仕事に就きました。


アクセサリーとお洋服の素材や
コーディネートを
学ぶ日々を送りました。


そんな中、世間を襲った、コロナ。


毎日充実していると思っていた私の生活も、
休職をきっかけに
仕事以外で私のやりがいを感じれるものが
ないことに気づきました。


改めて自分と向き合う生活を送ってみたら、
ものづくりが好きだった頃の
毎日楽しくてワクワクしていた
自分を思い出しました。


外に出るのが怖い。
人と話すのが怖い。


そんな暗い気持ちを、
私の作り出すもので明るくできないか。
そんな気持ちが強くなり、
ハンドメイドアクセサリーという形で
ものづくりを再スタートさせました。


最初はいろんなことが楽しくて、
充実した日々を送っていたのですが
月日が経ち、トレンドに左右されたり、
作りたいものがわからなくなり
自分を見失ってしまうことがありました。


妊娠、出産のタイミングで
停滞してしまい、落ち込む日々を送ります。
女性としてのハンデを理由に、
うまくいかなくなった言い訳をしている
自分が情けなくなり、
辞めたいと思う日々も増えました。

それでも、私には
待ってくださるお客様がいました。


『ゆっくりでいいよ』
『子育てしながら作ってるのすごい!』
『新作楽しみにしてます』
『急がないので、身体を休めながら頑張って』
『やめないで、応援してます』


待ってくれている、
期待してくれているお客様のためにも、
もっとOR me,を大きくしていきたい
気持ちが強くなりました。


そのためにこれからも
たくさん技術をあげて、
さらに喜んでいただからように
日々精進していきます。


最後まで見ていただき
ありがとうございました。